マレーシアの大学Universiti Malaysia Pahang Al-Sultan Abdullah (UMPSA)からの学生代表団による“Educational Visit to Kobe University 2025”を大学教育推進機構みらい開拓人材育成センターで受け入れました。11月27日、28日の2日間の開催で、医学研究科Medtech Innovation Center (MIC)、人間発達環境学研究科、工学研究科を訪問しました。

UMPSA学生代表団の目的は、国際的に最先端の研究を行っている研究機関を訪問し教員らとの実際の交流を通して学生達の研究への意欲をさらに高め、研究に対する視野をより広くすることです。

学生代表団は工学系に所属する学生で構成されており、医学研究科医療創成工学専攻ではMICでの祇園景子医学研究科特命教授によるショートプログラムとラボツアー、人間発達環境学研究科では、近江戸 伸子人間発達環境学研究科教授による大学および研究科の紹介、谷 篤志人間発達環境学研究科教授、佐賀 達也助教、黒澤 耕介准教授らによるラボツアー、工学研究科では浅野 等工学研究科教授による研究科の紹介、神野 伊策工学研究科教授、肥田 博隆准教授、權 相曉助教らによるラボツアーを行いました。学生代表団は各研究に高い興味を示し、研究内容や実験装置についての様々な意見交換を通じて学術交流をしました。

神戸大学医学研究科MICにて
人間発達環境学研究科にて
工学研究科ラボツアー
 

また、人と防災未来センターも見学しました。阪神?淡路大震災からの復興に、あらゆる専門家の高い専門的知識と技術が重要な役割を果たしてきたこと、各自治体と市民、そして専門家が連携し協働することの重要性、それらが自然災害に対する防災に活かされていることを展示やワークショップを通して学びました。

修了式では、みらい開拓人材育成センター長?近江戸伸子教授より修了証が参加者へ授与されました。ハラルランチ会や、本格的な茶器を使用したお茶席も催され、学生代表団とマレーシアからの神戸大学留学生との交流の機会も設けられました。

修了式
BE KOBEモニュメントでの記念撮影

みらい開拓人材育成センターアドミッション部門では、これからもこのような海外大学からの訪問を受け入れ、国際的にも多様な学術交流を進めることを目指します。

関連リンク

 

(大学教育推進機構みらい開拓人材育成センターアドミッション部門)